不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q そもそも不眠症とは具体的にどう言う状態の事を指すのでしょうか?
A 不眠症の具体的な状態は主に、
・寝床に入ってもなかなか寝付けない”入眠困難”
・夜中に何度も起きてしまう”中途覚醒”
・起床時間よりかなり早い時間に目が覚め再度眠れない”早朝覚醒“
・熟睡出来ていない為時間の割に寝た実感が無く昼間に眠くなったりする“熟睡障害”
…などなど呼び方も様々ですが、大まかに3〜4種類に分けてはいるものの、実際の症状は人によって或いはその日その時の体調等でばらつきがあり更に複雑に入り混じっている場合がほとんどです。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q なぜこの不眠症になってしまうのかでしょうか?
A 不眠症発症のきっかけすら当の本人さえ見当がつかない…と言うやり取りも珍しくありません。その為答える側としても、1人ひとりから詳しくお話を伺いながらおおよその仮説と予測を立てて行くしかない状態です。
とは言えその人の基本的な生活習慣や思考パターン、そこに大なり小なりの変化がなかったか、ストレスや不快になる要因はないか等を探って行くと絞り込める事が多いです。
そして考え得る原因として主に、
①日常生活の大きな変化によるストレス(例:進学、就職、異動や転職による引越し等)
②元の生活習慣に改善の必要性がある場合(例:許容量以上のスケジュールや激務等)
③長年の習慣が途絶えた為の運動不足(例:定年退職、引退による燃え尽き症候群等)
この様に、睡眠リズムもまた生活習慣と密接に関わっているからこそ生活の変化に注目する事で原因が見えて来ると考えています。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 不眠症状を放置もしくは長引かせてしまう事でどの様な弊害が生じるのかでしょうか?
A 一時的な緊張やストレスで目が冴えて眠れない事や、忙しく不規則な生活で万年睡眠不足な状態が当たり前になっている昨今では深刻に捉える方が難しいかもしれません。ですが一度や二度の徹夜や寝不足ならまだしもそれが度重なり、常態化すれば確実に深刻な影響が出ます。一度でも寝不足か徹夜明けで1日を過ごした経験がある方なら想像がつくのではないでしょうか?
睡眠は身体は勿論、生命維持活動の司令塔である脳を休ませる為にも必要なものです。
睡眠リズムを担う自律神経の働きも、適切な脳の休息があって初めて成立します。
睡眠による脳と身体の日々のリセットが出来なければ、起きている間の全てのパフォーマンスの低下、注意力、判断能力に始まり体力や持久力も減り身体の防御機能である免疫も低下し、あらゆる病気に罹りやすくなってしまいます。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 不眠症はどの様に軽減していけばいいのでしょうか?
A 当院でお勧めの施術メニューを2つご紹介致します。
1つ目は、脳を覆う頭蓋骨周りに直接アプローチする『極上ドライヘッド』です。美容院で行われているヘッドスパ・頭皮マッサージに近いものと、頭蓋骨の歪み・むくみを解消するエステの小顔矯正に近いものの2種類があります。頭皮や頭蓋骨の緊張を緩和して脳への血液・酸素供給を増やしてリラックスを促す事で良質な睡眠を目指します。
2つ目は『鍼』です。全調整鍼と言う自律神経の調整に適したものは勿論、どの種類も一定の循環促進・リラックス効果は得られますので日常生活の見直しと並行しながらの施術を是非ご検討下さい。
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q 不眠症になった時、又はならない為に何をすれば良いのか普段から何に気をつけるべきでしょうか?
A 整骨院での施術も病院のお薬も、確実に効果を発揮する為にはまず基本となる日常生活の見直しこそが不眠症軽減の為に1番必要不可欠です。良質な睡眠に欠かせないものと言ったら何より規則正しい生活・適切な食事・適度な運動…誰もが知っている筈なのに現代人にとって一番難しいとも言われていることが現実です。
生活スタイルも多様化する昨今ですが、これはどう考えても脳と身体へのダメージが大き過ぎると思えてすぐに実践出来そうな事は、極端な暴飲暴食を避ける、飲酒喫煙カフェイン香辛料等の明らかに刺激の強い嗜好品等の摂取は最小限に留めると言う位です。
これらは一時的なストレス発散にはなっても依存性も高い為、習慣化してしまうと止めようとしても大変な労力が必要になる為です。
ご自身にとって何が1番良くないストレスなのか、それらを減らすにしろ受け流すにしろそのストレスとどの様に付き合って行くかを把握する事が、不眠症回避と軽減の近道かもしれません。
その手段の一つに当院での施術も選択肢に入れて頂ければ幸いです。