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こんなお悩みはありませんか?

外反母趾イメージ

靴やハイヒールを履いているときに痛みを感じる
親指の付け根が赤く腫れている
親指が「く」の字に曲がっている
今までの靴だと狭い
歩きにくかったり、歩けない

これらの症状やお悩みは外反母趾の可能性があります。

外反母趾とは、足の親指が「く」の字に曲がってしまい、痛みや腫れ、しびれを始め、歩行困難、最終的に歩けなくなるなどの症状が表れます。

さらに、親指が人差し指の下に潜り込んだり、足にタコができたりするなどして歩行に多大な障害を引き起こします。

外反母趾で知っておくべきこと

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外反母趾は外的要因と内的要因の2種類に分類できます。

内的要因としては、関節リウマチや糖尿病などの病気が原因で親指が変形し、最終的に外反母趾となってしまうことがあります。また、足裏の土踏まずが無い扁平足の場合、足の骨が広がり靴の中で足が圧迫され、外反母趾になることもあります。

外的要因としては、ハイヒールをよく履くことが挙げられます。これが外反母趾の原因として最も多いものになります。前足部に体重が集中するため、仮に4センチのハイヒールを履いた場合、足先には普段の1.5倍に相当する負担がかかります。

外反母趾になると、自然に元に戻ることはありません。

症状の現れ方は?

靴を履いているときに、親指の突出部が圧迫されることで痛みや腫れが生じます。これが悪化することで神経にもダメージが出て、靴を履いていなくても痛みやしびれが出ることがあります。さらに、痛みを庇いながら歩くことで姿勢が悪くなり、体の歪みに繋がる可能性もあります。

他にも、親指が変形し痛みが生じることで、動かせる範囲が減少するなどの障害が見られることがあります。生活習慣病などで歩いたりする頻度が少ないと、年を取ったときに外反母趾になりやすくなることもあります。また、タコや魚の目が生成されやすくなり、足部の痛みが強まることが考えられます。

その他の原因は?

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生まれつき親指が中指より長い足や、親指の付け根が丸くなっている足、いわゆる「エジプト型」と呼ばれる足では、外反母趾が発生するリスクが高いです。

加齢などで筋力が低下することでも発生する場合があります。筋力が低下することで扁平足になり、最終的に外反母趾へと繋がるケースが見られます。このため、若い方だけでなく高齢者の方にも外反母趾が多く見られます。

特に女性は関節が柔らかいため、扁平足となりやすく、結果として外反母趾となりやすい傾向があります。しかし、男性でも発症リスクは大きいため、注意が必要です。

外反母趾を放置するとどうなる?

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外反母趾を放置すると、変形の程度によりますが、母趾の変形が進行し、母趾に押された第二趾が脱臼することがあります。そうなると、靴を履いた際に母趾だけでなく、第二趾の底側や背側にも痛みが生じます。また、靴自体に足が入らなくなることもあります。その場合は、医療用インソール(足底板装具)を作っても、痛みや皮膚障害の軽減にはつながらないことがあります。

しかし、そこまで症状が進行していない方であれば、インソールの作製や靴の工夫、あるいは足部の筋力や歩き方のトレーニングを行います。

変形の程度がひどくても痛みを感じていない方もいらっしゃるため、そこには個人差があります。見た目だけで外科手術が必要かどうかは判断できません。気になっている方は、ぜひ一度当院をご利用ください。

当院の施術方法について

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当院の外反母趾の施術方法は「足の極み」です。この施術は外反母趾だけでなく、扁平足、足の疲労、足のむくみやたるみが気になる方にも効果が期待できる施術方法です。

当院の「足の極み」には、3種類のコース(梅・竹・松)があります。

・梅コース
膝下の指圧とアーチの調整を行うスタンダードなコースです。
・竹コース
膝下の指圧とアーチの調整に加えて、高濃度酸素オイルを使用した施術を行います。
・松コース
膝下の指圧とアーチの調整に加えて、ノンFジェルを使用した施術を行います。

これらの施術により、足のアーチにしっかりアプローチし、外反母趾や扁平足、ふくらはぎのむくみ、足の疲れの軽減や予防が期待できます。

改善していく上でのポイント

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外反母趾を軽減するために大切なことは、外反母趾が進行性の症状であるため、初期段階で施術を受けることが重要です。

通常、外反母趾に対する施術では、まず痛みの軽減を目指します。この場合、外反している母趾の骨頭が地面や靴に当たり、安静を保つことが難しいことがネックとなります。そのため、まずは赤みを帯びた腫れの軽減を目標とします。

基本的には保存療法が施術の主体となり、矯正装具や足底板などでアーチの保護を行います。その後、扁平足や開張足の軽減を図るために、土踏まずのある靴の使用や、縦アーチをつけたアーチサポートの利用、アーチを支えるための筋肉を強化する運動を中心に行うことが大切です。