テニス肘
物をつかむ時に痛む
→物をつかんだ時に肘に痛みが出てすぐに離してしまう。
ペットボトルの蓋を回した時に痛む
→痛くてペットボトルの蓋が開けられない。握力がうまく入らない。
痛くて肘が曲げられない
→普段、生活をしていてふとした時に痛みが出る。
痛み止め、湿布で改善しない
→痛くて寝つきが悪い。薬や湿布を張って寝たが朝起きても痛みが治まっていない。
肘の外側から前腕にかけて痛みが出る
→肘を動かすと痺れや痛みで動かすことが出来ない。
テニス肘に関する当院の考え
肘を細かく見ると外側と内側に分けられます。これを解剖学的には上腕骨の内側上顆と外側上顆と言います。
外側上顆は手や前腕を外側に動かす作用の伸筋が付着しており、この筋肉に炎症が起こることをいわゆるテニス肘と言います。
また、内側上顆は主に手や前腕を内側に動かす作用の屈筋が付着しています。この部分に炎症が起こるとゴルフ肘と言います。
これはどちらも日常生活でよく使う筋肉が炎症を起こしている為、普段テニスやゴルフなどのスポーツをしていない人でも、家事などで腕を酷使している女性の方などにも起こりうる可能性があります。
テニス肘を放っておくとどうなるのか
激しい肘の関節運動をせずに安静にしていると徐々に痛みが緩和され治っていきます。しかし肘に負担がかかった生活を過ごしていると痛みは増し治るまでに時間がかかって強い痛みや痺れが出てしまう可能性があり、日常生活に支障をきたします。スポーツをされる方の場合だと満足にプレーが出来なくなってしまいパフォーマンスの低下に繋がってしまいます。場合によっては手術になってしまうケースもあるためお気を付けください。
少しでも違和感や痛みを感じた場合、大事に至らないに越したことはないのでまずは診察と早めに施術をしましょう。
テニス肘の改善方法
テニス肘は筋肉の炎症のため、安静にすることが一番の改善方法です。しかし普段から良く使う筋肉の為どうしても痛みが出てしまう方も少なくありません。そこで自宅で簡単にできる改善方法として、症状が軽度の方は腕のストレッチやアイシングをおすすめします。症状が重く普段から痛みを感じている方はストレッチやアイシングに加えてサポーターの使用などが効果的です。また、重い物を持ち上げる際や肘を曲げた状態で体の正面で物を持つ動作の際にも痛みが出やすいため、これらの動作をしないように普段の生活から意識していくことも重要です。
テニス肘の改善にオススメする当院の施術メニューとは
・手の極み
手の極みでは前腕の筋肉に対してストレッチやマッサージを行いアプローチします。その際にO₂クラフトというオイルをつかいます。O₂クラフトとはオイルの中に高濃度の酸素が入っており、酸素を皮膚から直接取り入れることが出来ます。
・鍼
当院では肘の痛みの施術として鍼療法をおすすめしています。硬くなった筋肉に鍼を打つことにより人間の持つ治癒力を最大限に引き出すことで改善することが出来ます。筋肉の緊張を緩和し血行が促進されることで炎症や痛みを抑える作用があり、痛みの軽減はもちろんですが、根本解消も図ります。
その施術をうけるとどう楽になるのか
筋肉に酸素が無いと乳酸が溜まり痛みが出る原因となるため、O₂クラフトという高濃度の酸素オイルを患部に塗布することで炎症を緩和させます。
鍼では指圧、矯正では届かない奥深くをピンポイントで狙い血行の促進、筋肉の硬結を取り除きます。主に肘回りの筋肉の緊張を取り除き、柔らく柔軟性のある筋肉に変化させることで改善に繋げていきます。
当院では身体全体を見て何故そうなったか原因を探して根本的な治癒を目指しています。
軽減するための施術頻度は
痛みが激しい場合は毎日通って頂くのが良いですが、仕事や学校、習い事などがあり毎日通うのが厳しい方は週2~3回程通って頂くのが理想です。1週間以上間が空くと治癒の速度が遅くなり症状も悪化する恐れがあります。短い期間で多く来てもらうことが改善までの近道となります。
痛みが引いた後も月に1度程度のメンテナンスは行いましょう。