足関節捻挫
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バスケットボールでジャンプして着地した時にバランスを崩して転倒した
階段を降りていて足を踏み外した
階段を昇っていて下を見ていなかったので転倒した時に足首に痛みを感じた。
ヒールで歩いててふらつき足に体重がかかり捻った
地面の穴にはまった時に転んで痛くなった。
足首の内側が痛い
足首の外側が痛み
捻った覚えがないが足首を痛めてしまった
足首の真ん中に痛みを感じる。
第5趾の周辺に痛みを感じる。
踵近くに痛みを感じることがある。 -
足関節捻挫に対する当院の考え
1日あたり10000万に1人が起こると言われており、全スポーツ障害の12%を占めます。不安定性を残さずスポーツ復帰させることが重要で残してしまうと靭帯が緩んでいる状態が続き再発してしまいます。
足関節には複数の靭帯があり大きく分けると「外側靱帯」「内側靱帯」に分かれており特に多い靭帯損傷が「外側靱帯」でこの靭帯には前距腓靭帯、踵腓靭帯、後距腓靭帯があり内反力が加わった際に負傷し特に負傷しやすい靭帯は前距腓靭帯です。
内側靭帯は別名三角靭帯とも言われており前脛距靭帯、脛踵靭帯、後脛距靭帯に分かれておりこちらは足首に強い外反力が加わった際に起こると言われております。 -
足関節捻挫を放っておくとどうなるのか
捻挫を放っておいてしまうと、靭帯が緩くなってしまう状態が続いてしまう為足首が不安定な状態になり再発をしてしまう事が多くなってしまうのと、捻挫の仕方にもよりますが足首の上にある骨の脛骨や腓骨にも負担がかかり捻挫と同時に骨折を併発してしまいます。
骨折をしてしまうと骨の状態も悪くなるため捻挫の症状が改善しなくなります。
又、足首の状態を痛みだけ改善をしても靭帯が緩んでしまっているのでそこの筋肉や靭帯に対してのトレーニングをしていなかなければ、足首のバランスが不安定になり足首だけでなく膝や股関節や腰などの足首以外の症状にも響いてしまうため改善しなくなってしまう事があります。 -
足関節捻挫の改善方法
症状にもよりますが多くの症状は「歩行時の痛み」「患部の痛み」「熱感」「腫れ」「体重を掛けた際の痛み」などの症状が多い為、まずは痛みの炎症を引かせるために冷やします。
炎症が引いたら指圧で周りの靭帯を強く押すのではなく上下に動かす様に緩めていきます。
歩いている時の痛みや体重を掛けた際の痛みが改善をしたらゴムチューブなどの負荷が掛かる器具をなどを使用して動かしていき周りの靭帯を鍛えていきます。この際に足首だけでなく脛骨や腓骨などにある筋肉も同時にトレーニングを行い足首を支える力をつけていきます。他の内容ではタオルギャザーを使用して足の指1つ1つを使う意識を持ちながら行い足関節も鍛えてあげるとよりバランスが整います。 -
足関節捻挫の改善に効果的な当院の施術メニューは?
・痛みを取る為の治療
→指圧治療、アイシング、EMSを使用するのと同時に酸素オイルを使用して早期に取ることができます。
炎症が起きている状態で強い刺激を加えてしまうと痛みの物質が体の中で強く流れてしまうためより痛みを強く感じてしまう方が多いためまずは炎症をしっかり取り除くために上記の施術を行います。・痛みがある程度改善をしたら
→筋膜ストレッチなどの足首だけでは無く周りの筋肉へのアプローチや筋力を鍛える事で重心を支える力をつける事ができます。・それ以外では当院ではトレーニング用のチューブを用意させて頂いている為チューブを使用して足首やふくらはぎなどの筋肉を動かして再発予防をします。
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その施術を受けるとどう楽になるのか
①痛みを取る治療
・指圧治療
→痛みが出た時に交感神経が強く働いてしまう為、指圧治療を周りの靭帯に行う事で痛みを軽減させて副交感神経を働かせて痛みを改善させます。・アイシング
→炎症が起きていると血管が拡張してしまうためアイシングを行うと血管を収縮させて痛みの軽減をします。・EMS
→指圧治療でも痛みを改善させる事はできますが、筋肉や皮膚は深層まである為直接電気刺激を与えることで痛みを早期に改善させる目的にも繋がります。・筋膜ストレッチ
→筋膜は全身に1枚で繋がっている為、しっかり行う事で筋肉もより柔らぎ負担が減ります。 -
改善するための治療頻度はどのくらいか
足首関節捻挫は「I度〜III度」迄あり度合いによって改善の期間は変わりますが、炎症は1週間程度は引かない為まずは毎日来て頂くことをオススメします。
炎症が消えて痛みが改善をしてきたら頻度を2日や3日に1度に減らし痛みが出ない状態をつくるためにしていきます。
ある程度症状が改善をしたらトレーニングがメインになるためトレーニングは頻度を1週間に1回か2回の頻度で行うことが理想になります。